こんにちは、社畜投資家のまるけんです。(@hikouki_mile)
証券用語もあまり理解できていない素人です。
簿記3級は勉強して資格取得しましたが、投資に関する証券用語はほとんど理解できていません。
そこで【ビジネス会計検定試験】なるものを発見したので受験することに決めました。
私の勉強用にブログで綴っているだけですので、参考にならないかもしれませんが同じ投資初心者の方は一緒に勉強をしてみませんか?
企業の決算書なんかを理解してみれると、きっと投資がもっと楽しくなってくると思います。
自己資本比率とは?
自己資本比率とは、自己資本と他人資本を合わせた総資産に対する自己資本の割合を言います。
自己資本は純資産とも呼ばれており、貸借対照表(バランスシート B/S)上で資本金、法定準備金、余剰金などから構成されます。
自己資本は他人資本と違って返済義務がありません。
企業経営にとって安定した資金源になりますので、総資本に対する自己資本の割合が大きいほど企業の安定度が高いと言われております。
自己資本比率の計算式は、
純資産÷負債純資産合計額×100となります。
例)純資産50÷負債純資産合計額100×100=50%となります。
企業の決算資料で自己資本比率を計算してみる
今は証券会社の企業ページで簡単に自己資本比率などの数値は簡単に閲覧することができます。
しかhし、それでは勉強になりませんので企業が発表する決算資料で自己資本比率を計算してみます。
今回は私が保有している銘柄でJTとKDDIを見ていきたいと思います。
JT 日本たばこ産業㈱ 2914
先月末に発表された決算短信で貸借対照表(バランスシート B/S)を確認します。
自己資本比率を算出するために使用する数値は赤枠で囲ったふたつのみです。
資本合計 2,624,016百万円 ÷ 負債及び資本合計 5,347,173百万円 × 100 = 49%
2020年第2四半期時点でのJTの自己資本比率は49%となっております。
前年同期とほぼ変化はありません。
KDDI 9433
つぎにKDDIの自己資本比率を計算してみます。
KDDIの決算短信では貸借対照表(バランスシート B/S)の前に財政状態を表す簡単なデータが記載されております。
ここの数値だけで自己資本比率は計算できます。
JTを計算した時は、資本を負債及び資本の合計で割りましたが、負債及び資本の合計が記載されておりませんので、資産合計の数値を利用します。
とは言っても、貸借対照表では必ず【資産合計=負債及び資本合計】という結果になります。
資本合計 4,434,235百万円 ÷ 資産合計 9,649,450百万円 × 100 = 50%
KDDIの自己資本比率は50%という結果になりました。
こちらも前年とほぼ変化がない状況となっております。
まとめ
自己資本比率は計算式だけ覚えていれば自分で簡単に算出することができます。
自己資本は他人資本と異なって弁済を必要としない資金源泉なので、自己資本比率が高ければ高いほど、弁済を必要としない資金源泉が高いということになります。
企業の安定度を図るひとつの指標になりますので、銘柄選定の時には必ずチェックしておかなければいけない項目かと思います。
今後もビジネス会計検定試験に向けて勉強を続けてまいります。
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